貴方 9

2004年7月26日 貴方
このまま長い休みが続いて、会う理由もなければ、
貴方のことを忘れるかもしれない。
そんなことを言いはじめたら、
いつか全てを忘れるのだということを肯定したくない気持ちになる。

全部忘れないことを前提に、貴方のことだけを忘れるから
価値があるのに。

自分のことも貴方のことも忘れないで居られるとしたら、
何を差し出すだろう。
それ以上の価値があるものを人間は持っている?
それとも忘れること自体が絶対の価値なのか。

貴方は最後に何を話すだろう。

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