あなたに知って欲しいと思った
言葉のもつ優しさを
きっと言葉を知ることで
それらはあなたを守る鎧になり盾になり
心が傷つかなくなる
でもそんな思いを受け取ろうとせずに
あなたは自分が傷つけられたと
それだけに支配された
私の言葉は空に散り
あなたはいつまた傷つけられるかわからないまま
真綿のような無意味な関係の群れに
囚われていく
これまでは私が何度か手を引いたけれど
もう二度と助けの手はこない
言葉を受け取られない人にとって
私の思いとおこないは完全なる無駄
言葉のもつ優しさを
きっと言葉を知ることで
それらはあなたを守る鎧になり盾になり
心が傷つかなくなる
でもそんな思いを受け取ろうとせずに
あなたは自分が傷つけられたと
それだけに支配された
私の言葉は空に散り
あなたはいつまた傷つけられるかわからないまま
真綿のような無意味な関係の群れに
囚われていく
これまでは私が何度か手を引いたけれど
もう二度と助けの手はこない
言葉を受け取られない人にとって
私の思いとおこないは完全なる無駄
好きになる気持ちを理性で押さえつける
締め付けられるような
その辛さと
好きになってからそれを見せないように生きる
自傷行為のような
その辛さと
どちらが苦しいだろう
どちらを選びますか?
と
神様の声が聞こえる
どんな罰を準備して待っているのやら。
締め付けられるような
その辛さと
好きになってからそれを見せないように生きる
自傷行為のような
その辛さと
どちらが苦しいだろう
どちらを選びますか?
と
神様の声が聞こえる
どんな罰を準備して待っているのやら。
別れ際におやすみのキスをしておけば
一人で帰る電車の中で
胸がこんなに締め付けられることもなかったのに
あの夜みたいに
もう一度キスしたら
わたしたちはどうなる?
きっと今のままだね
一人で帰る電車の中で
胸がこんなに締め付けられることもなかったのに
あの夜みたいに
もう一度キスしたら
わたしたちはどうなる?
きっと今のままだね
心の傷が目に見えないのは
誰にも知られないうちに
治すことを可能にするため
一人で抱えるものだから
見えなくていい
そのほうが
好きなだけ傷つけられる
自分のことは信じられなくても
あなたのことを信じたい
そのために傷を負うことは
辛いとは言えない
心に傷がついても
それは誰にも知りえない
傷つくことは自分の選択で
それをこっそり癒すために心は内側にある
孤独な心に感謝
誰にも知られないうちに
治すことを可能にするため
一人で抱えるものだから
見えなくていい
そのほうが
好きなだけ傷つけられる
自分のことは信じられなくても
あなたのことを信じたい
そのために傷を負うことは
辛いとは言えない
心に傷がついても
それは誰にも知りえない
傷つくことは自分の選択で
それをこっそり癒すために心は内側にある
孤独な心に感謝
心のどこかで
貴方のことなんてとっくに諦めている
かなわぬ思いはいつも
貴方の背中にぶつかり砕け散っていく
その欠片があちこちに降り積もって
私と貴方を隔てる天の川になった
自業自得だね
貴方のことなんてとっくに諦めている
かなわぬ思いはいつも
貴方の背中にぶつかり砕け散っていく
その欠片があちこちに降り積もって
私と貴方を隔てる天の川になった
自業自得だね
貴方のそばにいる人は本当に綺麗で
いつも笑っていて
信じられないほどの距離感で
貴方と一緒にいる
そんな貴方達を目の当たりにするたび
不思議な感覚に襲われて
明るく騒いでしまう
自分は遠くにいられればいいと
納得してしまう
いつも笑っていて
信じられないほどの距離感で
貴方と一緒にいる
そんな貴方達を目の当たりにするたび
不思議な感覚に襲われて
明るく騒いでしまう
自分は遠くにいられればいいと
納得してしまう
世界と自分の基準との符合
それが美しさの原因
だからひとりよがりの想像や夢はとても美しい
例えば恋人が死んだ後に
続いていたはずの世界を思い浮かべて
それを美しいと思うのは当たり前
だって貴方がいなければ
架空の貴方を自分が好きなように改造してしまえるもの
無理やり自分にとって正しいものにする
改竄かもしれない
死んだ人との恋愛の続きなんて
ほんとうは綺麗なんかじゃなくて
真実以外のものはすべて美しいだけのこと
一番美しいのは真実でなければならないと
皆わかっているのに
それが美しさの原因
だからひとりよがりの想像や夢はとても美しい
例えば恋人が死んだ後に
続いていたはずの世界を思い浮かべて
それを美しいと思うのは当たり前
だって貴方がいなければ
架空の貴方を自分が好きなように改造してしまえるもの
無理やり自分にとって正しいものにする
改竄かもしれない
死んだ人との恋愛の続きなんて
ほんとうは綺麗なんかじゃなくて
真実以外のものはすべて美しいだけのこと
一番美しいのは真実でなければならないと
皆わかっているのに
人は一人では生きていけないってほんとう?
一人になったらみんな死んでしまうのですか?
まさかね
一人でいるのが辛いから、
構ってほしいから、何をしてもいいの?
悲しい時には誰かに慰めてもらわなければ立ち直れない?
まさかね
ほんとうにそうでなくては駄目なのならば、
とっくに死んでいるよ
悩んでいる姿を見せるのがそんなに偉いのならば、
涙を堪えて他人を見送るひとは悲惨な生き物
あなたの一方通行の泣き言を聞いて頭をなでてくれる人は
かわいそうだね
あなたがいるのに独りだもの
一人になったらみんな死んでしまうのですか?
まさかね
一人でいるのが辛いから、
構ってほしいから、何をしてもいいの?
悲しい時には誰かに慰めてもらわなければ立ち直れない?
まさかね
ほんとうにそうでなくては駄目なのならば、
とっくに死んでいるよ
悩んでいる姿を見せるのがそんなに偉いのならば、
涙を堪えて他人を見送るひとは悲惨な生き物
あなたの一方通行の泣き言を聞いて頭をなでてくれる人は
かわいそうだね
あなたがいるのに独りだもの
一番好きでなければいけませんか
全部好きで何がいけないの
誰かが間違いだと言うの
少なくとも神様はそんなこと言わない
順位付けをしてものを占有したがるのは
単なる弱者のルール
ほんとうは平等に与えられるものなんてないのに
それには気付かない振り
欲しいものは何でも手に入れる
そう思う人もいるし事実そうする人もいる
その人の指にはたくさんの糸がかかっていて
少し重かった
ただそれだけの違い
「それだけ」の覚悟もないのに泣きごと?
たくさんの糸をつかむ指の反対の手には
鋏が光っている
鮮烈な指
全部好きで何がいけないの
誰かが間違いだと言うの
少なくとも神様はそんなこと言わない
順位付けをしてものを占有したがるのは
単なる弱者のルール
ほんとうは平等に与えられるものなんてないのに
それには気付かない振り
欲しいものは何でも手に入れる
そう思う人もいるし事実そうする人もいる
その人の指にはたくさんの糸がかかっていて
少し重かった
ただそれだけの違い
「それだけ」の覚悟もないのに泣きごと?
たくさんの糸をつかむ指の反対の手には
鋏が光っている
鮮烈な指
遭うことが裏切りになるのは
未だ好きということ
いくら別の言葉で繕っても
ほんとうのことなんていつも単純で怖いくらい
ただ60分だけ
この窓辺に来て
私に可愛がられて帰った鳥
このくらいの距離がちょうどいいね
未だ好きということ
いくら別の言葉で繕っても
ほんとうのことなんていつも単純で怖いくらい
ただ60分だけ
この窓辺に来て
私に可愛がられて帰った鳥
このくらいの距離がちょうどいいね
独りでいたい
すべてのものを分析したいけれど
自分は分析されたくない
貴方の目を見ていると
もう私に関する分析は尽くされていそうで
そうしたら
もう私はここには居られないのではないかと
孤独な暗闇に突き落とされる
他人が居るから独りが在り
貴方がいるから孤独が恐ろしいものになる
自分が何者かわからないままで
いさせてくれませんか
すべてのものを分析したいけれど
自分は分析されたくない
貴方の目を見ていると
もう私に関する分析は尽くされていそうで
そうしたら
もう私はここには居られないのではないかと
孤独な暗闇に突き落とされる
他人が居るから独りが在り
貴方がいるから孤独が恐ろしいものになる
自分が何者かわからないままで
いさせてくれませんか
鎖を逃れてどこに行こうと言うの?
自分でつけた鎖を外すなんてどうかしている
金属はすっかり弱って
キミを捕まえる気もないみたい
こんなに綺麗な青空も
キミには冷たい青
自らの凍えた心を映す鏡のよう
壊れていくキミと鎖を
私は労るでもなく撥ね付けるでもなく
ただ見ている
空に心を置き忘れたみたいに
海に心を隠してきたみたいに
ほんとうはどうしたいのかなんて
偽善に対する答えなんかない
ものが壊れていく眺めは思ったより悪くないよ
自分でつけた鎖を外すなんてどうかしている
金属はすっかり弱って
キミを捕まえる気もないみたい
こんなに綺麗な青空も
キミには冷たい青
自らの凍えた心を映す鏡のよう
壊れていくキミと鎖を
私は労るでもなく撥ね付けるでもなく
ただ見ている
空に心を置き忘れたみたいに
海に心を隠してきたみたいに
ほんとうはどうしたいのかなんて
偽善に対する答えなんかない
ものが壊れていく眺めは思ったより悪くないよ
「傷開くで、もうやめとき」
痛いほうがいい?
それならもっと方法があるよ
「しんどない?話聞こか?」
耐えられるかな
甘えると後が辛いだけだよ
「ほんまは君のこと好きなんよ」
大嘘つき
飴と鞭って知ってる?
「しゃーないって」
自分が悪者になるのが怖いなら自我を捨てれば?
硝子の器みたいに
「みんな君の味方や」
救いが必要なのは誰?
少なくとも君じゃないよ ってこと
痛いほうがいい?
それならもっと方法があるよ
「しんどない?話聞こか?」
耐えられるかな
甘えると後が辛いだけだよ
「ほんまは君のこと好きなんよ」
大嘘つき
飴と鞭って知ってる?
「しゃーないって」
自分が悪者になるのが怖いなら自我を捨てれば?
硝子の器みたいに
「みんな君の味方や」
救いが必要なのは誰?
少なくとも君じゃないよ ってこと
また逃げた...
窓辺に立って世界のほうに目をやると
金属の擦れあう嫌な音が聞こえた
それは籠が地面に落ちる音
粉々に割れた籠は
悲しく横たわっている
冷たい床に赤い液体が染み込んでいく
どこに行った?
空が暗くなり
気まぐれな鳥は家に帰る
籠はもう跡形もなく
赤い染みももう消えていた
鳥は懐かしそうに羽を休めながら
しばらく不思議そうに辺りを眺めていた
窓辺に立って世界のほうに目をやると
金属の擦れあう嫌な音が聞こえた
それは籠が地面に落ちる音
粉々に割れた籠は
悲しく横たわっている
冷たい床に赤い液体が染み込んでいく
どこに行った?
空が暗くなり
気まぐれな鳥は家に帰る
籠はもう跡形もなく
赤い染みももう消えていた
鳥は懐かしそうに羽を休めながら
しばらく不思議そうに辺りを眺めていた