棚からたくさんの本が崩れ落ち
慌てて拾う私の手には一杯の本
自分の部屋の惨状を見ても動じない貴方は
私に歩み寄り
「好都合だね」と一言
首元に手が掛けられ
何事かと目を伏せた瞬間
訪れたキス
どうしようもない胸の鼓動を悟られまいと
手の本を棚に戻した瞬間に
振り返らずに部屋を出た
慌てて拾う私の手には一杯の本
自分の部屋の惨状を見ても動じない貴方は
私に歩み寄り
「好都合だね」と一言
首元に手が掛けられ
何事かと目を伏せた瞬間
訪れたキス
どうしようもない胸の鼓動を悟られまいと
手の本を棚に戻した瞬間に
振り返らずに部屋を出た
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