電車にて

2005年5月23日 貴方
仕事の帰り道
一緒に帰っていた同僚が一人消え二人消え
いつのまにか貴方と二人きり

この前の出来事などそ知らぬ顔で
昔話や他愛もない話を紡ぎつづける残酷な唇
すごく、近い
温度がわかる
手もそこにある

貴方は忘れてしまった?
かもしれない

乗り換えの駅に着いて降りることを告げる
私と駅を貴方はじっと見た
同じ電車に乗り換えても貴方は帰れるから?
送ってくれようと一瞬思った?

何かが怖くて後ろを見ることができない
でも何故か涙が毀れそうで
虚ろに眠ったふりをした

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